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キャバ嬢の選択

炊きつけられた心と羞恥心
↓↓



「おじゃまします」
高層ビルの最上階、新のマンションに季菜はいた。

けして粗末な部屋に住んでいるわけじゃないけれど、この部屋をみた季菜は言葉もなく、圧倒されていた。
家具や寝具、何をとっても高級品で、しかもしっかりと片付けられている。
部屋のインテリアは、まるで依頼でもしたんじゃないかと思うほど素敵だった。

「適当に座って」
新の言葉に言われるがまま、季菜はソファへと腰をおろした。
いつだって、新が甘い言葉をいうけれど、それを全部信じているわけじゃない。
分かりすぎているほどに新はホストだ。それも超一流の。太刀打ちしたって、かなう気なんかしない。
だから、予防線を張っていたし、できるなら、関わりたくなかった。

でも、さっき車の中で、まんまと落ちてしまった気がした。

テーブルの上に、ティーカップが置かれたけれど、季菜は手につける余裕はない。こんなことなら、もっと適当に別の場所を口にしていればよかった。買い物でも、映画館でも、少なくともこの新の部屋でなくてもよかったはず。
季菜の喉が、わかりやすいくらいにコクンとなる。

「そんなに緊張してんなよ」
なんでこう、新にいちいちと、かなわないのだろう。振り回されているのは、いつだって自分だ。
新に言われた台詞が、図星をついていて、季菜は言葉を返せない。
「なんだよ、怒ってんのか?」
「別に」
ただ、かなわない自分が腹ただしいだけ。
でも思っているのは季菜くらいで、新からしてみれば、これほどまでに振り回される女に出会った事がなく、いつだって・・・・・・。何を言っても信じてもらえず、そのたび平静を装っていた新。でもそれが本当だったかなんて分かってない。

一度捕まってしまえば二度と離れられなくなるのがこわくて逃げていた距離から、今、季菜は手を伸ばせば触れられる距離にいた。

「季菜」
いつのまにか横にいた新との距離に、季菜の体はいっきに硬直した。
顔に手がふれたかと思ったら、すぐ近くに新の息を感じた。
「まっ・・・・・・、新、待ってっ」
すぐ近くに新の体温がある。心臓がばくはつしそうで、それに耐えれそうにない。
顔を背ける季菜、でもそれを追いかけるように新の手は季菜をつかむ。
顎に置かれた手は、逃げるなと言うサイン。一瞬強く触れた温度は、すぐについばむ様に甘くなる。

この香りから逃げ出せる気がしない、でもいまなら引き返せる気がする。

「ねえっ、新、待ってってば」
「待てねえ」
触れていた唇は、季菜の首筋にと降りた。
微かに吸われた所が甘く痛む、季菜の体が、疼いた。


服に滑りこまされた手のひらが横腹をゆっくりとなでる。やめてと言いたいのに唇でふさがれる。
すべり込まれた掌が、ゆっくりとブラのホックを外した。
後ろにまわされた掌が、季菜のブラの中に、そして柔らかい感触に触れたとき、こらえきれずに季菜の甘美な声が漏れた

「んっ・・・・・・」
やめて欲しいのか、触れられて嬉しいのか分からない。
けれどこの感触を微かに季菜は覚えていた。
新とあった、あの晩、あの夜、確かにこの掌に、触れられた。

触れてくる手が、あまりにも優しすぎて、季菜は抵抗の手をとめてしまう。
「季菜」
いつから、こんなにも優しく呼ぶようになってた?
「お前は誰にも渡さねえ」
それは紛れもなく、新からの独占欲。重ねられた熱の合間に生暖かい熱がねじり込まれる。
首筋におりてきた新の頭は、ゆっくりと季菜の胸元に・・・・・・。
「待って・・・・・・」
恥ずかしそうに頬を染める季菜をみると、新は季菜をゆっくりと抱きかかえた。
ふわりと浮いた体は、奥にある寝室へと・・・・・・。

ゆっくりと下ろさせるとベットのスプリングが二人分軋んだ。
新の部屋は、昼間だけれどカーテンに光は遮断されている。

新の手によって、脱がされていく季菜の体は、真っ白のシーツの上で新と重なっている。
それを季菜の手はとめる。
「やっぱ・・・・・・恥ずかしいかもっ」
部屋に入った時から、もしかしなくてもこうなってしまうのは容易に想像できたはず。
でも自分は入った。その時から気持ちのなかで覚悟はできていたはず、なのに季菜は羞恥から新を拒絶した。

晒された体を新に見られるのは、初めてじゃないけれど、少なくとも意識があるとないとは心の準備が全然違ってくる。
くらくて、はっきりとは見えないからこそ、新の匂いが体にまとわりついてくる。
なのに、新の手は止むことはない。気持ちを無視されているんじゃなく、これって・・・・・・。
「ねえ、新・・・・・・焦ってたり・・・・・・」
そんなはずはない。この男に限って。

季菜の言葉に新が一瞬動きを止める。
新の真下、囚われた季菜の瞳に新が重なる。

「してると思うか?」
いーえ、思いません。
よりによって、目の前にいる男にだけは言っちゃいけない台詞だと季菜は後悔してしまう。
新の表情は、完全なドS顔。そりゃもともと、そう言う奴だとは思っていたけれど、こんな場所で覚醒させてしまった原因は自分だって事に季菜は更に後悔を重ねる。

ごめんなさいと心の中で許しをかってみるけれど、新の指先は、さっきよりもずっと意地悪で甘くなる。
季菜のやわらかい膨らみを片手でつかむと、ゆっくりともみしだく。

それにこらえきれず、でも恥ずかしいと季菜はシーツをたぐり寄せる。
隠してしまいたい、この火照る体も、甘く漏れてしまうこの声も、高ぶって潤んだこの瞳も・・・・・・。
けれど、新を焚きつけてしまったのは自分の方。
逃がさないとでも言うように、季菜をその中から見つけてしまう。

先端にある先を、新が甘噛みすると季菜は、たまらず髪をくしゃりと掴んだ。
季菜の柔らかい線をたどる新の指さきは下へと落ちる。
羞恥から、たまらず季菜は新をとめようとするけれど、到底その力にかなうはずなない。

これが、初めてじゃない、そんな事分かっているはずなのに、それを隠そうとする季菜は、そうすればするほど新の事をたきつけた。



……To Be Continued…



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Category: キャバ嬢の選択
Published on: Wed,  11 2015 14:54
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