リアルタイム: キャバ嬢の選択 act 15 - スポンサー広告キャバ嬢の選択

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キャバ嬢の選択 act 15

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「そんな目で見ないで」
季菜から出てきた台詞に、運転席にいる男は、思わずため息をついた。
「一体、どんな目で見てるっつーんだ」
だって、見てるじゃない……。思い季菜は窓のほうに視線を向けた。

買い物に、行くはずだった。でも、車はまだ出発していなくて、自分が乗り込んだ時から、ずっと、止まったままだ。

「お前が、あいつと知り合いとはねえ?」
私だって、あんたが知りだったなんて、思いもしなかった。
て言うか、あいつがこんな所になんて、来るとは思わなかった。今でも、信じられない。
でも、よくよく考えてみたら、知っているのも、何だか納得できる気がする。なんて考えながら、窓の外を見ていて。

「彼氏か?」

は……?
「ちっがーう! 違うから! ぜんぜん違うから! 断じて違うから!」
何いっちゃってんの? ありえない! つーかありえない!
あまりにも想像通りの反応が返ってきたと、やや刹那は呆れ顔になりながら、口をひらいた。
「分かった、分かった。分かったから落ち着けって」
あんなに分かりやすい態度をとっているのに、そう刹那はあきれてしまう。



「でも、じゃなきゃ、あいつが、こんな所まで来るとは、どう考えを巡らせても、答えは出てきそうにねえんだけど」
確かに、刹那の言う事は、一理ある。そもそも、なぜ新は自宅になんか来たのだろう。
デートに誘いにきたんだなんて、惚れてる……だなんて、信じられるわけない。

そんなの信じてみても、後で後悔するのは、きっと自分だ。
やっぱり馬鹿な娘、なんて、思うに決まってる。

「そーか、お前があいつを好き……なんだろう?」
なぁ!!
「ちが~う! だから違うってば!」

一体、どの面して、そんな台詞はくんだよ。そう刹那は言いたそうにしていたが、返ってくる言葉が既に想像できていたため、口にするのをやめた。
「にしても、思いっきり、誤解されたのは確かだと思うぜ?」
刹那の言葉に、季菜は言葉につまってしまう。
でも、よくよく考えてみると、誤解されて、何が困るというの? あぁでも、あいつは、私に惚れてる。そう言った。
おまけに、キスだってされた。

忘れられないような、甘いキスを……。

「違う。違うよ、そんなんじゃ……ないってば」

あいつの言葉を信じても、きっと自分は泣きをみるだけ。だから信じちゃいけない。

「い~から。早く車出して、ほら」
この話は、もうお終い。季菜はそう刹那に促した。



まったく、なんでこいつは、こんなにも……。季菜の隣、運転席に居る刹那は思わずにはいれらない。
少なくとも、ほんの最近あったばかりの新よりは、この季菜という女の事を、分かっているようだった。
それにしても、本当に、運命なんて、怖い。
なぜだか分からないけれど、季菜の周りには、似たりよったりの人間が集まってくる。

新と、刹那が出会ったのも、そうだと言えた。

しかし、刹那の事を、新が勘違いしてしまったけれど、実際の所、そんな心配は皆無だと言えた。
この二人の周りを包む空気はといえば、新と一緒にいるような、甘くも緊張する空気でもなければ、恋人同士の雰囲気でもない。ただ、初めて新を見た刹那が、悪戯心をもってしまったというだけ。

季菜をからかっただけ。

こんな車の中、二人きりでいても、何ひとつ、そんな雰囲気になる事ない関係だった。

それをお互い、よく分かっている。
勿論、そんな事、新が気づくはずもないけれど。



それにしても、実際の所、どうなんだろう。
あの新が、季菜の自宅に来るなんて、未だに刹那は信じれない。
だって、あの新だ。頂点に立った、男。
けれど自身を見たあの瞳。あれはまぎれもなく……。

「まさかな……」


頭に浮かんだ予感を消すように、刹那は手をひらひらと振った。

・・・・To Be Continued・・・・・




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・・・・To Be Continued・・・・・
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  •   06, 2013 11:53
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