リアルタイム: ペティキュアと悪魔  act 5 - スポンサー広告ペティキュアと悪魔

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ペティキュアと悪魔  act 5

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放課後、大学から、バスで十分。別に遠くもなく、苦でもなく。
街中の人気ハンバーガーショップ。

面接の競争率も高かったから、受かったって聞いたときは、嬉しくて、沙麻と祝杯なんか、あげてみたりした。

そんなバイトも、もう一年目。

仕事には慣れたし、先輩とも仲良くなった。後輩もできて、自慢じゃないけど、親しまれてる。

本当は、もっと、割のいいバイトだってあったけれど、何より悠莉が、この店を気に入ったのは、その他店とは違った、可愛らしい制服だった。



容姿がよく、器量もいい、悠莉は、この一年で、あっと言う間に、店の看板娘になったと言っても過言ではなく。
彼女を目当てに来ているお客がいると言う噂が、街中で広まっていたが、それも確かな事だった。



どんな客にも、愛想がよく、いつもスマイルを大事にしている。
それが、彼女のモットー……。


「いらっしゃいま…………」

ほんの、数秒前、彼女は確かに、笑顔だった。それもとびきりの。
ほんの、数秒前までそこに居て、たった今、背中を向けた、男子高校生は、早くも、悠莉の噂ばなし。
彼氏がいるのか? 何処の高校? そんないつもの話題の中、彼女の表情は、凍りついていた。


また、アンタなの?

けっして、口には出さないけれど、確かに悠莉の表情は、そう物語っている。


ここまでくれば、できれば逢いたくない。なんて思わない。
もう二度と逢いたくないランキング、ナンバー1に、名前をあげてもいい男が、ことごとく目の前に現れるのだ。
しかも毎度、毎度、この男の横には、女がいる。

そして、この男の隣には、二度として同じ女はつかないのだろうか?
そんな事を考えてたが、なんだかそれさえも、馬鹿らしく思えてきた悠莉は、

「ご注文は?」

と、作り直した特上のスマイルを、彼にむけてやった。
けれど、悠莉に帰ってきたのは、その言葉の回答ではなく、彼の人差し指。

「アンタ」

「は?」

思わず、言葉を返したけれど、どうやらその言葉に賛同しているのは、彼の隣にいる彼女。
なのにも関わらず、珂那汰本人はと言えば、ひょうひょうと、その人差し指を、悠莉にむけている。
そりゃ、面白くもないだろう。彼女の表情をみれば、すぐに分かる。

この珂那汰と言う男。人の噂では聞いていたが、よほどの遊び人らしい。
そばに、くっついている女は、そんな彼の性格を分かった上で、隣にいるのも分かった。
大体にして、この男、こんな事をしょっちゅう、やっているのだろうか?

悠莉は、確かに、モテたけれど、それを鼻に、かけた事は、一度もない。
かと、いって、男にこびた事も。

大体にして、こんな男に、少しでも少しじゃなくても、心臓がドキドキとなってしまったなんて、信じられない。


「お帰りは、あちらです」

だから、これでもかと、笑って、出口へと手をやった。
だって、こんな男、関わりたくもない。

珂那汰の隣の彼女は、彼のシャツを、きゅっと握り締めてる。この男は、私のもの。
まるで、そう言われているかの様に。

だから、さっさと返してあげる。っていうか、私の物じゃないしね。
でも、この目の前の男はちがった。

「毎度、毎度、そう邪険にされるのも、面白くねえよな」

一体、この男は、何を言っているのか、分からない。
このシチュエーションで、どうしてそんな台詞が出てくるのかも。

「とりあえず、このセット二つ」

人差し指を、トントンと叩き、簡単に注文を終わらせると、出口には向かわず、二人がけの席へと向かった。
彼女はといえば、そんな珂那汰の後ろを、ついていくしかなく。でも、悠莉の事が気になってしかなないと、何度も振り返り……。

「一体……なんなのよ」

もう、あんな奴、関わりたくないのに――――――――。


ぽちっと、お願いいたします ^^




……To Be Continued…
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  •   06, 2014 14:04
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