リアルタイム: 先輩には、ご注意 !! act 7 - スポンサー広告先輩には、ご注意 !!

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先輩には、ご注意 !! act 7

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迅の態度が、微妙では、あるが、変わって、心奈の気持ちが揺れながらも、あっと、いう間に、一ヶ月がすぎてしまった。

その間に、何が、変わったかと言うと。

「春瀬さん」

心奈は、振り向きながら、返事をする。
もう、大分だが、こうして自分の事を呼ばれることにも慣れてきた。
そのきっかけになったのは、あの日、自分をこの店へと引きとめ、しっかりとフォローをすると約束した、迅の兄、翔のおかげだった。

店の経営者が、バイトの合間に入ってくれれば、これほど頼もしい事はなかった。
しかも翔は、迅とは違って、人との付き合い方と言うものを、さすがと言うべきか心得ている。
だから、あれだけ心奈の中にあった皆との溝は、彼のおかげで、あっと言う間に埋まっていった。

だから、本来明るい心奈が、笑顔が取り戻すのに、あまり時間はかからなく、一度、心を許してしまうと、くったくのない彼女の笑顔は、あっと言う間に、周りの人間を虜にした。

ただ、ただ一人の人間の除いては。





「あ……ごめんなさ……」
忙しい店内、バイト同士がぶつかりそうになる事は、日常茶飯事。
たいして、珍しくもないこのシチュエーションだが、近頃、なぜか、この男との間に発生する気がしてならない。

「あのさ」

だからと言って、トラウマ、何て言葉を意味につけるつもりは、心奈の中になかったけれど、
迅と言う、存在そのものが、少なくとも、彼女の中で、恐怖にあたる存在としているのは、今の段階で、間違いなかった。

「す、すいませんでした」
意味もなく、謝った自分に、動揺しつつも、今の所、これが精一杯の彼へ向けた態度だと、心奈は一礼をし、するりと迅の横を通り過ぎた。

少なくとも、迅と言う男の前で、こんな感じの日常が、ここの所、繰り返されていた。







PM11時45分。

今日は、おそくなってしまったかと、心奈は、店の時計を見上げた。
本当は、こんな遅くになる予定じゃなかった。
今日の自身のシフトは、9時まで。
だったら、どうしてこんな時間になったかと言えば、もう一人の女性従業員、都築 真帆が、急用が出来たからと店を早退したからだった。

さすがに、こんな時間になった心奈を、そのまま帰す事はできないと、翔は送っていくから、店の前で待ってて欲しいと、先ほど心奈に声をかけた。
夜遅くなってしまって、さすがに心細かった心奈に、翔の言葉を断る理由が見つからなかった。
だから、こんなバイトに手間をかけさせてしまって、申し訳ないなと思いながらも、頷いた。

店の外に、出ると、仕事中には、気づかなかった雨音が聞こえた。
小ぶりだったそれは、あっと言う間に、大きな粒へと形をかえた。

雨のせいで、急になんだか、寒くなった気もしてきた。
もう一度、店内へ入ろうかどうしようかと、迷っていた心奈の背中に声がかかった。



「いくぞ」

たった今、心奈を迎えに来た男の声は、つい、いましがた心奈にかけて来た男の声とは違っていた。
まさかと思いながらも、振り向いた、心奈は言葉を飲み込んだ。

あっと言う間に、喉がカラカラに、なってしまったと危険信号が発した。




いつの間に、着替えたのだろう。
大体にして、何でこの人が? 言いたい事は、いくらでも口から出てきそうだった。
でも、それを飲み込んだ。飲み込むのが精一杯だった。

さっきまで、穏やかに流れていた血流が、意味もなく高騰していくような気に襲われた。





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・・・・To Be Continued・・・・・
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  •   08, 2014 08:14
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