リアルタイム: キャバ嬢の選択 act 20 - スポンサー広告キャバ嬢の選択

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キャバ嬢の選択 act 20

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「お姉さん、何してんの?」

刹那が、あの日、あの晩、沙油の前に現れたのは、午後10時をまわる頃だった。
人道りのあるコンビニ、刹那は、見覚えのある女性をみつけた。
日頃、バッチシときめているメイクは、どうやら外の土砂降りの雨に流されたのか……。
でも、そうじゃないと彼が気づいたのは、僅か数分先の事だった。

…………

「二股、かけられたの」

今、落とされたばかりの沙油の言葉、でも……信じられない。

沙油の彼氏には、季菜だって、何度か会った事があった。
一度、食時だって行ったはず……。大手会社の会社員で、彼女のいくつか年上の、大人の男性。
いかにも仕事が出来そうな感じの男。会話も上手くて、確かにモテてそうな顔立ちではあった。
そりゃそうだ。仮にも、沙油は、店内NO 1のキャバ嬢。

そんな沙油が、さだかではないが、一目惚れを先にしたとかどうだとか……。
でも、二人は確かに付き合っていたはず。仲睦まじい話を聞かされたのだって、一度や、二度じゃない。


いつだって彼の話ばかりしてたはず。いつだって、幸せで……。

「二股……?」
いくら思い返しても信じられない季菜の言葉に、沙油は、コクンと頷いた。

けれど、まだ、季菜は信じられずにいる。確かに対して、彼女の男の事を知っている訳じゃない。

それに、そんな人には見えなかった気がする。でも、そんな事、彼女からしてみれば、理由になんてならないはず。
裏切られたと言う現実は、変わらないし、変えられないのだから。

でも、待って?

「何で、そこで刹那なの?」

だって、そうでしょ? 沙油が二股をかけられたのは分かる。彼女が傷心状態だと言われても納得が出来る。
彼女に、そんな悩んでいる事があったのなら、何より先に、自分が聞いてやりたかった。
一緒に泣いたっていい。どんな酷い男かって……。

でも、どうしてそこで、刹那の名前があがってくるのか、季菜には、理解できない。


…………

「ふーん、浮気ねえ」

あの日、沙油の隣に腰を下ろした刹那は、興味がない様な、ある様な、そんな表情をさせていた。

沙油の、真っ赤に腫れぼったくなった目は、充血していて、間違っても可愛いだなんてよぶことなんて出来ない。
ほんのすぐさっきまで、男とあって居たであろう沙油の姿は、いわゆる彼氏好みの服というやつで、どちらかと言えば、彼女が好むようなタイプの服ではなく、また、似合っているとはいいずらく。

当然、刹那だって、知ってた。
この女は、現 姫嬢のトップ。季菜を抜いた女だ。
なのに、見れば見るほど、目の前で儚くも、口を震わせるのは、たった一人の、ただの女だった。

まだ、現実を受け入れてなく、また受け入れたくないと、その表情が拒絶しているのが、刹那にアリアリと伝わってくる。感情の隠し方くらい、いくらでも知ってるはずだ。経験値なんて、そこら辺の女なんかより、よっぽど高いはず。
季菜の横で笑っている彼女は、いつだって、明るかった。


「一人にして……おねがい、刹那」


でも、いま、ここに居る女は、脆くも、壊れてしまいそうだ。
どんなに、やせ我慢をしようとしても、彼女につきつけられた現実は、あまりに彼女には耐え難いものだったのだろう。
見られたくない、見ないで、そう顔をそむける表情は、震え、涙に溢れていた。

こんなにも、女というものは、儚いものだっただろうか?

別に初めて、女の涙を見たわけじゃない。今まで何度だって見てきたはず。

放っておけばいい、放っておいてほしい。目の前の女だって、それを望んでいるはず。

「おねがい……」

嗚咽まじりの、やっと、やっとで、でてくる、
儚くも、今にも消えそうな、声。





きまぐれ…… ? そうだったかもしれない。
でも、あの時、あの瞬間、刹那の気持ちは、確かに、沙油へと傾いたんだ……。


……To Be Continued…

読みましたら、ポちっと、宜しくお願い致します。

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  •   11, 2014 11:04
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