リアルタイム: キャバ嬢の選択 act 21 - スポンサー広告キャバ嬢の選択

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キャバ嬢の選択 act 21

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そのよく朝、ソファで眠る、泣きつかれた沙油の右手を、刹那は握っていた。

二人がけのそのソファに横たわる彼女の頬は、まるで、涙の後が残っているかの様にもみえた。



あんな状況の中での沙油をただ放っておけなかったにしろ、なぜ自宅にまで連れ込んだのか。
別に、彼女の自宅に送ってやるだけで、十分だった。むしろしなくてもいいくらいだった。
適当に話を聞いてやって、頃あいを見計らって、誰かを呼んでもよかったんだ。

でも、あの瞬間、彼女の顔を見てしまった。

離したくない。

そう思った刹那がいた。




「ごめんなさい」

あらたまった様な沙油の言葉が、シンとした空気の中、とかした。

「何が?」

だって、そうだろ? 別に何もしちゃいない。

ただ、彼女の手に触れてしまっただけ。ただ、彼女の泣き顔を見てしまっただけ。

「別に何もしてねえよ」

突き放す刹那の言葉は、彼なりの優しさだと言うことくらい、沙油は気づいてる。
その寂しさゆへに、その優しさに触れてしまってはいけない。
そう、沙油は、刹那に背中を見せた。

でも、背中をむけた瞬間、沙油の気持ちの中に、こみあげてきたものがあった。

「馬鹿みたい」
多分、これは自分に言ったのだろう。儚くも消え去りそうな声で、彼女の背中はふるえていた。

でも、あまりにも沙油の気持ちの中で、渦巻く感情がありすぎて、おさえきれなかった。
見られたくないと、両の掌で顔を隠し、その嗚咽を必死に押し殺そうとしている。

はっきり、いって、別に興味もなかった。
彼女がどんなやつと付き合っているだろうとか、どんな男が好みなんだろうとか。

でも、今目の前にいる彼女は、あまりにも刹那の思っていた、沙油の形とは違っていて……。



 
気がついた時には、彼女の肩をつかんでいた。

気がついた時には、沙油を、ひきよせていた。




気がついた時には……・・・





「俺が忘れさせてやるよ」


……To Be Continued…
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  •   22, 2014 17:49
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