リアルタイム: キャバ嬢の選択 act 22 - スポンサー広告キャバ嬢の選択

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キャバ嬢の選択 act 22

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今、吐かれた台詞は、確かに、彼のものだろうか。

刹那の腕の中に、居る沙油は、涙にまみれながらも、その大きな瞳を、まばたきさせる。

「なに……いっ……」

抱きしめられているまま、刹那の腕の中に抱かれたまま、沙油の唇へと、その温度は重なった。
思わず、沙油の体に力が入る。その華奢な腕を、やめてと拒絶させた。
でも、刹那は、ほんのわずかな力で、それを防ぎ、捕らえてしまった。

「刹那やめ……っ」

もがこうとする沙油の唇に、再び刹那の唇が重なる。
それも、信じられない程の熱を帯び、押し付けてくる。

痛いくらいに、強い力で、でも、その絡ませてくる舌から伝わる熱は、蕩けるほどに熱く甘かった。

沙油は、精一杯の力で抵抗をしてみせた。

その甘い愛撫から逃れようと、離して欲しい……そう、刹那の胸をドンドンと叩いてみせた。
でも、そんな力、刹那には、当然かなわない。
反動で、沙油の体は倒れ、二人重なる形となった。




視線がぶつかる……。
沙油の瞳は、ゆらゆらとゆれている。



「なんでこんなことするの?」



刹那より、小さな沙油の体は、見た事もない、彼の男の部分に、触れ、震えている。
涙目で、真っ赤になった瞳を、まるで、許さないとでも言うかのように、刹那を睨みつけていた。


なんで……?
沙油の問いに、刹那は答えることが出来ない。
まるで、捨てられた猫のようだった彼女を拾った理由も。その手に、差し伸べた理由も。

彼女の問いに、一番答えが欲しいのは刹那の方だった。









「刹那の事……本気なの?」

季菜の言葉に、沙油は、ゆっくりとだけれど、頷いた。

たった、今、沙油は、季菜によって、その答えを出せたようだった。

愛してたまらなかった男がいたはずだった。裏切られて、死んじゃうくらい、辛かった自分がいた。
悲しみから、一人で抜け出すことができなくて、もがく事しかできなくて、息する事さへつらくて、どうしていいか、分からなかった。

そんな時に、仕掛けられた、遊び半分かもしれない罠に、自分は引っかかってしまったのかもしれない。


もしかしたら、それは、触れてはいけない針だったかもしれない。
だって、ささったまま、棘が、この心臓から、チクチクとささって、とれなくて……。





沙油は、分かっている。そう、首を横にふった。


確かに、自分は、あの時、拒絶したはずだった。

でも、抱きしめられた腕に、押し付けられる様な熱に、

刹那という、ホストの罠に、まんまと嵌っては、ぬけだせなくなったのは……多分、あの時からだったと思う。



・・・・To Be Continued・・・・・



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  •   26, 2014 17:33
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