リアルタイム: キャバ嬢の選択 act 23 - スポンサー広告キャバ嬢の選択

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キャバ嬢の選択 act 23

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なんでこんな事、するの? 
沙油の口からでてきた言葉の意味。
それを刹那が知ることになるのは、あの日から、ほんのわずか後の事だった。

刹那にとって、当たり前の日常が過ぎていたはずだった。
何事もなかったことにして、沙油を帰した。
間違いをおかしてしまった様な、自分の行動をなしにして、何事もなかったかのように、寝て、なにごともなかったかのように仕事にだって出勤した。

そうして、一日目がすぎて、二日目がすぎた。
沙油の事なんて、てっきり、なかったことになっていたはずだった。

その日は、その空に、めいっぱい星が珍しく出ていた。月の光とネオンとで、視界があかるかった。
でも、人ごみの多さはいつも通りで、入り混じり、沢山交差していた。
そんな中、外の空気を吸いにと店から出た刹那が、ほんの偶然見てしまった光景。

そこには、沙油がいた。

刹那はすぐに分かった。
彼女は男といる事、その男が沙油の相手だということ。
多分、その場所は、沙油のものだったのだと思う。その組まれた腕も、温かな体温も、親密そうな二人の空気も。全部、沙油のものだったのだろう。

でも、沙油は、二人の前に立っていた。
精一杯、燐と美しく、でも儚く、泣きそうに……。

たぶん、いわゆるその場は修羅場。でも、それはすぐにおわって、しまったのだろうと思った。
あの日、沙油が泣いた晩、当に、結末はでていたのだろう。
沙油が、悪あがきをしただけ。みっともなくも、未練がましく、すがりついていただけ。



あんな男に……。

「……刹那」

泣き出しそうな沙油の口から出たのは、信じられない。なぜ貴方がここにいるの?そんな声色だった。

刹那とは、全く異なった、いかにも仕事が出来そうな男性。その男の隣にいるのは、沙油の代わり、もしくは沙油が代わりだっただろう、女がいた。





「何してんの?」
沙油をかばうかの様に、立ち、その台詞を吐いたのは、刹那。
「ちょ―――――刹」

「俺の女に、何してんの?」

沙油は言葉を失っていた。
刹那と沙油を囲うギャラリーが、ざっとざわめいた。原因は、刹那。

何を言うまでもなく、刹那は、この場で、圧倒的な存在。
思わず、沙油さへも、霞んでしまうほどに。

「ねえ、ちょっと刹那」
沙油は、その後ろから、刹那のシャツを引っ張る。どうかんがえてもまちがっている。
こんな場で、こんな状況で……だって、彼は……。

「俺の女に、何してんのって……聞いてんだよ」
ほんの一瞬の間だった。くしゃりと掴まれていた沙油の手からシャツがぬけたと思えば、刹那の、その右手は、男の胸ぐらを掴んでいた。沙油は息を飲み込んだ。

―――――こんな刹那、知らない。

「せつな」
消えてしまいそうな小さな声が、刹那の背中を呼んだ。
その声が聞こえたのか、刹那は、男の首元から手の離した。

「こいつの目の前から……消えろ」
おそらく声は、男のもとだけに届けられたのだろう。シンとしたその空気の中、刹那の吐かれた台詞は、他の誰の耳にも、届かなかった。
沙油の耳へさえも ……

・・・・To Be Continued・・・・・


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  •   26, 2014 14:11
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