リアルタイム: キャバ嬢の選択 act 24 - スポンサー広告キャバ嬢の選択

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キャバ嬢の選択 act 24

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今、沙油の目の前には、自分よりも大きな背中しか見えてなかった。

なんで……?
どうして、こうも、ことごとく、この男が現れるのだろう。一度だって、呼んだ覚えなんてない。
なのに……。

もう一度、沙油の両手は目の前の背中を、くしゃりと掴んだ。
まるで、すがりつくように。刹那の背中で、沙油はふるえている。

刹那の背中に、顔をうずめるなか、足音がとうざかっていくのが分かった。
ふわりと沙油の掌から、あたたかい温度が離れた。でもその代わりに彼女の華奢な肩を抱き、その身を隠すように、刹那は歩き出した。沙油の耳に、明るいネオンとざわざわとした人の声が聞こえる。
当然だ……。沙油は思う。他の誰でもない、彼はあの刹那。なのに、こんな馬鹿げた真似。

ネオンの光から遠ざかり、明かりは月の光だけ。でもそれも、すぐに終わる。
高い高層ビルに囲まれた、この場所では、ないも同じだった。
沙油は呼ぶ。

「刹那」
何度も。
「刹那……ねえ、刹那」



「刹那 !!」

ここは、もう、光どころか、ひとつの音さえも聞こえてこなくなった。
さっきまで、煩かったぶん、余計に、それがあらわになるくらいに。

「なんで?」 
沙油は、聞かずにはいられない。

でも、この時は、まだ、分からなかった。なぜ、こんなにも、聞きたくなるのか、聞かずには、いられないのか。
刹那からの返事が、気になるのかも。
でも、聞かずには、いられない。
うすぐらくて、分かりずらいけれど、多分二人の距離は、一メートルもない。

彼が、何を考えてるのか、分からない……。

「ねえ……せつ……っ」

大きな掌が、沙油の右手に触れた。強い力で引かれたかと思えば、息が届くくらいの距離に、刹那がいた。

聞いた事もないような、低く、甘い声が、沙油の心臓を貫いた。


「俺にも、分からねえよ」





・・・・To Be Continued・・・・・
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  •   28, 2014 13:31
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